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2012.05.22 (Tue)

鎮魂歌~「花は咲く」~

信号機がグニャと曲がり、泥まみれで積み重なる車
骨組みだけになってる工場と看板から幼稚園だったんだと分かる建物

盛り上がった土がどこまでも続き
その上に一輪ずつ整然と供えられた花

嘘のように穏やかな海に向かって
何かにすがるように手を合わせる人たち。

震災から二ヶ月後
石巻で見たあの光景が
時々蘇ることがあるけど
愛する人を失くした人、大切なものが失くなってしまった人の心は
今はどんなだろう。


明日発売されるNHKの被災地復興支援ソング
「花は咲く」の作詞と映像演出を担当した岩井俊二監督はこう語る。
NHKのホームページから抜粋

「正直難しい仕事でした。
普段想像力という見えないチカラを糧に仕事をしている身ですが
今回ほど自身の想像力の真価を問われていると感じたことはなかったかも知れません。
さてどうしたものかと思案する中
被災した石巻の先輩が語ってくれた言葉を思い出しました。
『僕らが聞ける話というのは生き残った人間たちの話で、死んで行った人間たちの体験は聞くことができない』
生き残った人たちですら、亡くなった人たちの苦しみや無念は想像するしかないのだと」

「思い返せば震災の直後
僕は被災地の家族や友人の消息を求めて
twitterに書き込みを続けていました。(中略)
そんなtwitterの中に
片想いの人を探して欲しいという女の子の声がありました。
片想いであるが故に自分が探していることは知られたくないというかわいい注文つきでした。
こんな最中にも恋があったりするのかとそれが何とも微笑ましく
思えばかの地は僕自身が初恋なるものを育んだ聖地であり
そんな聖地に今もしっかり若者たちが恋を育んだりしているんだなあと思ったら
まだ震災から一週間ぐらいのことではありましたが
瓦礫だらけになったこの場所にもちゃんと花が咲いてるじゃないかと思えました。」

「亡くなった人たち、生き残った人たち、あの震災を遠くから心配していた人たち
3.11から今に至るまで、それぞれが一体どんな想いをしているのか
数行では到底描きようもない想いの
せめて僅かな片鱗でも書き留めることができたら、という想いで書きました。」(作詞 岩井俊二)








「歌の録音では、もしも天国があるならばそこにいる人に
『わたしはこんなふうに元気でやってます』と伝わるようなテイクを選ばせていただきました。
少しずつ、あなたの傷が癒えますように。

100年経って
なんのために、あるいはどんなきっかけで出来た曲か忘れられて
詠み人知らずで残る曲になるといいなあと願っています。」(作曲 菅野よう子)





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