--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2011.05.13 (Fri)

天国と地獄

2_convert_20110511213344.jpg

満開の桜に
小川のせせらぎ

3_convert_20110511213444.jpg

山里にある鉱泉の湯治宿
かえるの唄があまりにものどかすぎて
うぐいすのさえずりがあまりにも完璧すぎて
さっき目にした光景は
悪い夢だったんじゃないかと
思えてくる。

1_convert_20110511213131.jpg



ゴールデンウィークを利用して
えふ師と被災地へ車で向かいました。
休みも後半だったため
ボランティアの受け入れを一時停止している避難所もありましたが
何かできることはあるはずと
車にシャベルや水を詰めこんで。

三陸自動車道石巻港ICを降り
数キロ走ると風景が一変しました。

盛り上がった土の上に供えられた菊の花
それがどこまでもどこまでも続きます。

あの日から2ヶ月経つと云うのに
左右にうねった信号機のランプは付いておらず
慎重に運転をして石巻港に入ると
自衛隊の車両に混じって
二台の大型バスが。

そこから
ご遺族か行方不明者のご家族と思われる
大勢の人が降りてきて
海に向かって手を合わせる。

いたたまれなくなってくる。

外の空気を吸おうと車から降りると
30秒もしない間に喉がヒリヒリしてくる。

慌ててマスクを車の中から取り出す。
積んであるシャベルが目に入る。

ここに来たのは、避難所のボランティアが無理でも
海岸の瓦礫やごみの片付けくらいできるはずだと思ったから。

でも、実際来てみると
想像を絶する被害の規模の大きさと生々しさ
そして、名古屋からポッと思い立ちここに来てしまった自分の
どうしようもない場違い感で
とりあえず心を落ち着かせるために
いったんここから離れたいと
逃げ去るように車に乗りこむ。

来るときには気づかなかったボロボロになった幼稚園
一見被害に遭ったようには見えない住宅街も
家の前の道路にはずらっと泥にまみれた家財道具が出してある。

二人沈黙したまま車を走らせ
ひとつ山を越え
フラフラたどり着いた場所が・・・。

こんなに近くにあるんだから
津波で犠牲になった方も
この桜やうぐいすのさえずりを聞きながら
お湯を楽しむことがあったんだろうな。

こんなに近いのに
こんなに違う。

一体何だろう。



被災地の方や一生懸命がんばっているボランティアの方に申し訳ないと思いながらも
結局戻ることはできませんでした。
お恥ずかしいです。



4_convert_20110511213524.jpg



P.S.  明け方、福島のサービスエリアで自衛隊の方がいました。
    制服だとたのもしく見えるものの
    顔を見ると、まだあどけないといったら失礼ですが
    とても若い隊員の方たちでした。
    彼らがあるものを見てニコッとしたので
    何かなと見てみると・・・。

    5_convert_20110511213852.jpg

    自分が逃げ出してしまったあのような場所で
    壮絶な経験をしながら
    あの若い隊員たちががんばっている姿を想像すると
    本当に頭が下がる思いがします。




 
スポンサーサイト
10:44  |  雑感  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

Comment

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除に必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (非公開コメント投稿可能)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://romanster.blog68.fc2.com/tb.php/91-6a8979d4

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。